趣味

【実務経験なし】応用情報技術者試験を大学生が1発合格したので勉強法を共有します!

「応用情報合格方法を調べても、受けてる人がIT業界の人だから参考にならない!」という方はいませんか?

  • 就活や転職のために取りたい!
  • 午前だけ合格したけど午後は無理

未経験だと真似できないことが多いですよね。

私は実務経験なし、ただの大学生(数学系)、基本情報やITパスすら持っていない。しかしこの度、応用情報技術者試験に1発合格しました!

あなたが絶対に合格するために私が行った勉強を紹介していきます。裏道なんてものはありません!ただ、努力の方向を間違えないよう当記事で示すことができれば幸いです。

決して簡単ではないので頑張りましょう!

「まぁ落ちてもいっか」と思っているなら受からないのでやめた方が良いです。どうせ落ちるので、受験料7500円で私に焼肉を奢った方が有意義です。

著者のスペック

  • 大学4年生数学系(受けた時)
  • IT資格は1つも持っていない(ITパスや基本情報も)
  • パソコン系知識ゼロ
  • 独学プログラミング経験あり(あまり役立たない)

午後試験は失敗もあったので、そこも含めて話していけたらと思います。

勉強した期間は約2ヶ月半、時間としては250時間くらい。春休みを使ったので勉強時間に対して期間が短いかな。「勉強時間が少ないぞ!天才か?」と感じる方もいるかもしれません

だって、「応用情報 勉強時間」で調べたら未経験は500時間って書いてあるから。500時間はやばいですよね笑。

応用情報技術者の合格に必要な勉強時間は、情報処理技術者試験の未経験者であれば500時間程度といわれています。 プログラマーやシステムエンジニアなどの実務経験者や、基本情報技術者試験の合格者であれば、基礎知識を習得しているため、200時間程度の勉強時間で合格できるといわれています。

資格の学校TAC

安心してください、私は天才ではありません。東大である河野玄斗さんのYouTubeを「すげぇなぁ〜笑」とアホな顔で見ているようなただの地方大学生。さすがに500時間はかからない人が多いと思います。

それでは実際に合格した方法を見ていきましょう。

【現実】実務経験なしで応用情報技術者試験は簡単ではない

まずは「IT業界で働いたことがない人」への心構えを紹介します。

なぜなら対策をしていくうちに「こんなん無理だって!」とイライラするので。自分の弱さを認めるところから。

私はストレスで1、2キロ太りました、応用情報許すまじ。

【辛い現実1】応用情報技術者試験は参考書だけではムリ

困惑するようなことを言います。

参考書を完璧にしても午前試験合格はギリギリです。しかし、参考書はしっかりこなしましょう。

「ちゃんと全部読んだのに落ちた!」と後悔しないように。

なんで合格できないんだ?

それは参考書が適切な更新をされてないから。午前問題で参考書に載ってないことがザラにあります。午後に関しては100%受かりません。

私の主観ですが、「令和5年合格教本!」と書かれているのは嘘です!

おそらく令和4年度のかさ増しでしょう。もちろん令和4年度も令和3年度のかさ増し。令和3年も...

毎回毎回分厚い参考書を一から作るはずがありません。作っている人は「ここ最近出たなぁ、端っこに追加しとこ」くらいのモチベーションですね(主観)。

私の体感ですが、参考書を完璧にして解けるのは午前が6割程度。

しかし、この6割は非常に重要なので読むのは必須です。経験があれば参考書にない問題でも解けるかもしれませんが、私たち未経験は絶対解けません。

じゃあ著者はどうして8割以上も取れたの?

午前対策」で詳しく紹介してから待ってて。

【辛い現実2】実務経験がない人は午後試験がきつい

午後試験対策を怠ってはいけません。計画段階で多くの時間を確保しましょう。

なぜなら皆さん(実務経験なし)はITにおける常識を知らないから。

例えばセキュリティ問題の話をします。「バックアップをとった記憶媒体の適切な保管方法」を聞かれた時「PCから切り離して保存」と答えられますか?

無理です、出来るはずがありません。私たちは非常識です。

ではどうやって常識を身につけていくのか?

答えは多くの過去問をこなすこと。実務経験がある方よりも多くの過去問を解く必要があります。おそらく方法はこれしかありません。

また、適切な過去問選びも実は重要です。どの年度で対策するのかは「午後対策」で紹介するのでそちらをご覧ください。

午後対策に時間がかかることは覚悟しときましょう。

【辛い現実3】受験料7500円は高すぎる

最後の心構え。絶対に1発合格しましょう。何回か落ちた方は次に絶対合格!

落ちてもヘラヘラしている方は受けない方が良いです。だって受験料7500円払って、少し勉強して、結果なしじゃ辛くありません?7500円ソシャゲに課金した方が幸せに決まってます!

また、応用情報は年2回の試験です。もし落ちて次受ける頃には、勉強した知識もだいぶ忘れてしまいます。またゼロスタート。

死ぬ気で勉強して落ちたなら仕方ありません、次は絶対受かります!今は思いっきり落ち込みましょう。

ダラダラ受けている人、最後と決めて本気で勉強しよ?

応用情報技術者試験で使った参考書&サイト

ここからは具体的な試験対策になります。

使用した&合わなかった参考書

  • 【基本情報】キタミ式イラストIT塾
  • 【基本情報】柏木先生の基本情報
  • 【基本情報】柏木先生の基本情報の書き込みドリル
  • 【応用情報】応用情報合格教本
  • 【応用情報】応用情報午後の重点対策

実際に使用したのは2、4、5だけです。

基礎は重要だと思ったので、基本情報の勉強もしています。

基本情報の参考書が2つある理由は、キタミ式が自分に合わなかったから。1つ1つの説明が長いので、挫折しちゃいました。(分かりやすいけどね)

↓(人気参考書の2つの比較)

私は柏木先生の基本情報を使い、分からない時はこのあと紹介するサイトで調べました。個人的には柏木先生の方がおすすめですね。飽き性の人は特に。

書き込みドリルは買ったものの、ほぼ使ってません。買い物失敗、お金返して笑。

応用情報の参考書は評判が良かった2つ(午前用/午後用)を書いました。結果的に良かったのでおすすめです。

応用情報技術者試験に超便利なサイト2つ

  • 「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
  • 応用情報技術者ドットコム
https://wa3.i-3-i.info/index.html

「分かりそうで分からない、でも分かった気になれる」という変な名前のサイトですが、神サイトです。

専門的な単語をめっちゃわかりやすく、可愛いイラスト付きで説明してくれます。私が合格したのはこのサイトのおかげです。本当に感謝してます。

マジで凡人の助け舟です!

どこぞの企業サイトよりも100倍わかりやすい

参考書は文字の羅列なので、分からないことが多いんですよ。単語の説明で使っている単語すら分からないみたいな笑。

もし分からない時は是非「わかりそうでわかった気になれる」で調べてください。

ほとんどの単語が掲載されてますよ!

≫「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

昔からある定番の対策サイト。

今までに出た応用情報の過去問が載っており、多くの過去問をこなす上で重要なサイトです。

掲示板で分からないことを質問できるのも良い。

≫応用情報技術者ドットコム

【勉強法】応用情報技術者試験の午前対策

  • 基本情報の参考書を読む
  • 応用情報の参考書を読む
  • 過去問に取り組む
  • 分からないことは調べる

これで8割は取れました。本当にこれだけ。

結果的には、参考書で5割くらい解ける実力まで持っていき、過去問で8割程度に仕上げる形になりました。期間は2ヶ月くらい。

私の春休みは参考書と一緒に過ごしました。

勉強方法として、まずは基本情報の参考書で基礎を身につけました。

理由は応用情報の本が分厚すぎて、重要なポイントだけを覚える必要があったから。全部を完璧に覚えるのは天才でない限り無理だと思います。凡人の私には無理。

応用情報の本を読む際に、「あ、これ基本情報でも見たな!」と感じることができれば成功です。復習にもなりますし、重要なポイントを覚えられますね!

あとは過去問とかの傾向を見ながら大事そうなところは完璧にしたのが結果的に良かったのかも。

https://www.ap-siken.com/index_te.html#3_2

午前対策で重要なのは過去問です。試験の4割くらいが過去問でできていると言われてます。私は6回分やりました。”1度解いた問題は次間違えたら死ぬ”このくらいの気持ちで望むのが大事。

ネット上ではいろんな勉強方法を見つけました。

  1. 過去問→参考書
  2. 参考書はパラパラ→過去問ガッツリ(10回以上)
  3. 参考書をガッツリ→過去問少なめ(10回以下)

私は参考書をガッツリ読む方法を選びました。過去問からやる方法はストレスがやばいのと、網羅性の不安があったのでやめました。

暗記方法に関しては、個人に合う方法があるので省略

午前に才能なんてものはありません。ただ単にどれだけ単語を覚えられて、過去問を解いたかになります。「合格できる実力がある!」と自信がつくまで努力しましょう。

落ちた人は単に勉強不足

辛辣!

【勉強法】応用情報技術者試験の午後対策

午後試験で選択する科目を選ぶ

午後では以下の11科目から5つ選びます(情報セキュリティは必須)。

  1. 情報セキュリティ
  2. 経営戦略
  3. プログラミング
  4. システムアーキテクチャ
  5. ネットワーク
  6. データベース
  7. 組み込みシステム開発
  8. 情報システム開発
  9. プロジェクトマネジメント
  10. サービスマネジメント
  11. システム監査

科目選びに関して私が説明するのはおこがましいので、実際に参考にしたYouTubeを紹介します。

(↓理由付きで紹介していてわかりやすい!)

≫【YouTube】応用情報技術者試験のオススメ選択問題(午後)

私が選んだのは、セキュリティ、プログラミング、システムアーキ、ネットワーク、組み込みシステム。

ネットワークは回数をこなせばパターンがあるので超おすすめ!

また、経験があったのでプログラミングを選びましたが、後悔してます。私の午後点数がギリギリである原因。本番45分も時間をかけた上にほぼ解けませんでした。

「プログラミング出来る=問題が解ける」は成り立たないので注意が必要。

経験あるからってプログラミング選ぶと地獄見るかも。

午後試験のあまりの出来なさに落ち込み、自己採点せずに問題文をゴミ箱にホールイン。お酒をガブ飲み。パッパラパー。

ただ、運良く受かってたという感じですね。

余談ですが、保険で6科目学ぶのはおすすめしません。勉強時間が増えますし、当日の緊張で問題選びをしている余裕なんてありません。

選んだ5科目で戦いましょう。

応用情報技術者試験の午後試験の勉強方法

  1. 過去問をとく
  2. 分からない部分&知らない部分の特定
  3. 参考書orネットで周辺知識まで学ぶ

この作業を繰り返せば合格ラインに達することができます。

最初はマジで解けないので安心を。参考書を読んでも解けないので、演習を繰り返すしかないです。

2問くらいしか解けない時は絶望しました。

また、最初は「応用情報午後の重点対策」を使いましょう。重要な知識が問われる過去問が載っているので。

「こんなのもう無理じゃん!!」と意味もなく叫ぶこともありました。ただ、7回くらいやっていると少しずつ解けることに気づきますよ!

直前にプログラミングが解けないことに気づいて、たくさん過去問やったけどダメだった泣。

私は解く時間だけでも単純計算で約30時間はかかってますね。その上で復習の時間が必要なので、大体65時間くらい用意しておくと良いです。私の国語力がないのが原因なので、みんなはもっと少なくてもいいかも!

あとは時間を決めて紙でやるのも重要です。

かけられる時間は1問30分、本番の緊張を考えると練習では27分くらいで解けるようにしておきましょう。

また、過去問は印刷して紙で行うことをおすすめします。iPadとかでやるのではまた違う感覚。想定できる対策は全部やりましょう!印刷するの面倒だけどね〜。

解説見ても分からなかったら、過去問道場の掲示板で質問すると良いよ。

応用情報技術者試験は実務経験なしでも受かる!

応用情報は実務経験なしでも全然受かります!

参考書を読み、過去問を解き、復習をする。裏道はないですし、これだけ。大学受験と違って色んな発想を求められることはなく、パターン化されてます。

ネットで色々を調べると、「2週間で参考書を一周」「午後は対策なしでいけた」「勉強時間は50時間」など天才的な人がいますが、鵜呑みにすると涙が出るので無視!

彼らはIT業界で働き、時間をかけているから解けるだけです。

地道に努力をして合格を掴み取りましょう!!それでは頑張って!結果報告お待ちしております!

ファイト!!

-趣味